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もう一月も終りそうですが、振り返ればなんかあるんじゃないかと言う気がして振り返ります。

2010
1月
そういえばフランスで年越ししてた。エッフェル塔を見ながらフランス人とイェーイみたいな年越し。もうないな。
日本との時差が結構楽しかった。
いやまだこっち2009なんですけど、みたいな。2009年から2010年の皆さんへおめでとうみたいな。
いや、この体験はかなり面白かった。

で、帰国して二日でEKKYOOO!にCASTAYA Projectが参加。
この「±0:00(0:00 No.2)」という作品はとても好き。
CASTAYA Projectの挨拶代わりにはもってこい。

でも楽屋で大谷さんと仲良くなったのが一番の出来事かもしれない。
なんかいろんな人とちょっと仲良くなった気がする。

楽屋で野田秀樹さんとも少し話す、という事件も会った。

1/29から二騎の会「F」が始まった。
年内から稽古して、フランス行って、帰ってきてからまた猛稽古しての本番。
百戦錬磨の名俳優との二人芝居、こちとら動物電気上がりの半端者ですから、なんとか頑張るしかない。
いや、もう迷惑かけました。
一年分の俳優力は使い切った。楽しかったな、やっぱ、俳優。


2月
「F」が一週目に終わり、二週目はWSしたりしてたみたいだけども、三週目には鳥取で「LOVE」を上演している。
いつ稽古してたんだろうか?
鳥取「鳥の劇場」での公演は、このタイミングで行けてよかったと思う。
素晴らしい劇場、素晴らしい観客。それは完成されていると言う事ではなく、正に渦中で、そして、ものすごく素晴らしい。
温泉は入り放題満喫。


3月
横浜STスポットでのワークショップ&ワークショップ公演と、デスロック公演と、東京芸術見本市のデスロックとCASTAYA Projectが、一週目。
一週間でそんなに働いちゃダメだな。よくやったな。いや、ほんとよくやったな、信じられない。

横浜WSは、久々に俳優の人たちとWSして(俳優じゃない人もいましたが、割合として)楽しかった。
WSで、その後の繋がりもいろいろ生まれたりして、これは首都圏、というか自分の住まいの近くでやるからわかることなんだろう。
横浜WS組が、結構色々頑張ってくれたりしてるので、素直に嬉しい。
今後も俄然贔屓しますよ。

ボブ・ディランのライブに行った。
ボブ・ディランを生で見た側の人間になったぜ。


4月
キラリ☆富士見の芸術監督に就任。
歴史は動いたのか、少なくとも個人史は動いた。
「LOVE THE WORLD 2010」
これは、思い入れが深い、言葉で言い尽くせない感じ。
東京デスロックでのこれまでと、韓国人俳優とのこれまでと、キラリ☆ふじみでのこれまでを、集結させた作品。
そして、これからに向けた作品。
「LOVE」は初演の時に、相当色々言われた作品ですから、こんなの演劇じゃないとか、演劇初心者には見せられないとか、でもそんなはず無いと思って国内外いろんな人に見てもらって、今や公共ホールの作品として上演できるなんて、すいませんが、気持ちいいです。

開演前に、キラリ☆ふじみの芸術監督の多田ですと言って、お客さんから頂いた拍手は、一生忘れません。
みんな、本当にありがとう。


5月
手帳を見返すと、すごい会議してた。
そして、結婚式の準備に大忙しだったようだ。
キラリで会議して、結婚式の料理の試食して、出し物の練習して、WSしてみたいな日々。
世の中の披露宴を経験した夫婦とは、そうとうコンセンサスがとれる。

5/29に無事、キラリ☆ふじみマルチホールにて披露宴を執り行いました。
来てくれた方手伝ってくれた方ありがとうございました。
お陰さまで、とてもいい披露宴になりました。
今も映像を見ると泣けます。
どうもありがとう。


6月
いわき総合高校に授業に行ったり、色々MTしたりしていた。

そして、新婚旅行にバリ島に行きました。
JTBのミスで、すげー良いところに泊まる。
最高級のヴィラ。王様気分。

一生に一回なんで、みなさんすいません。


7月
急に手帳が黒くなってるな。
神戸に行ったり、J-WAVEに出たり、いわきの授業もあり、デスロック野外の稽古と、キラリでの小学生との演劇もいろいろやってた。

あ、そうだ、この頃から今年終ったと思ってた。


8月
1 キラリ☆ふじみステージきっず 
今回は、FUKAI PRODUCE羽衣の糸井さんにお願いしたのが本当に良かった。
楽しかったなー。
岩井さんは、今回は地獄担当。でもさすがの展開。岩井さんは本当に信用できる。
みなさん、岩井さんは頼れます。岩井であり続ける男、それが男岩井。


5~8 東京デスロック「2001~2010宇宙の旅」
本当に楽しい公演でした。
大谷さんはじめ、日替わり出演者の方々と、最高の瞬間を共に出来て幸せ。
毎日奇跡。


21、22 いわき総合高校「平成二十二年のシェイクスピア」
こちらも、最高の公演。
彼らとともに迎えた本番は、なんにも代え難い。
本番の仕上がりに満足するなんて、ほんとめずらしい。
越えてくるパワーがすごいぜ、高校生。


月に三作品本番とか、でもできる。準備のペースが違えば.
ただし、キラリ終って即いわきへ、いわき終って即神戸に飛んでた。


9月
11、12 神戸アートビレッジセンター「no w here」
この夏は、本当にアツかった。
神戸でも参加者みんなと充実した創作ができました。
きたまり、吉光さんとの創作も、また今後に楽しみが続く。
もしかしたらこういう作品はしばらく創れないかもしれない気すらする。
創りたいんだけども、こういうのを。

17~19 LOVE THE WORD 韓国公演
まぁ、神戸の楽日の次の日に韓国入りして稽古、みたいなのです。
まぁ休みなんていらないんですけども、咀嚼とか、全く出来ないペースはどうかなと。
かなり韓国公演も慣れてきたけど、一応、韓国小劇場界を、地道にのし上がって行ってます。

でもね、残念ながら、アジアの演劇の中心はこのままだと韓国になりますよ。
韓国はそういうつもり、日本はそんなこと考えもしてないですから。
考えている人は沢山いますけども、国が。


この公演ペースはちょっとでも異常だと思って反省。
多分今しか出来ない、というか、今は出来ないな。
やるけど。やるなら。


10月
16,17 「世界は踊る~ちいさな経済のものがたり」
キラリ☆ふじみでパスカルとの市民劇を創ってました。
この経験は大きかったなー、楽しかった。

キラリに数年前に来て、こういう事がやりたいと思っていた事を自分が出来る立場にようやくなって、それに近い事は出来たのだと思う。
参加してくれた皆さん、本当に感謝、楽しかったですね。
打ち上げで皆で歌ったことや、フランス人を泣かせた事や、忘れないっすよ僕は。
パスカルとの演出家としての繋がりも楽しかった。似てんだよな、まず。

「世界は踊る」終わりで、青森へ。


11月
19~23 渡辺源四郎商店×東京デスロック「月と牛の耳」青森公演
いやー、凄い充実してる一年だな。
この一年の全てをぶつける事になるだろうと思っていた公演。

いやー楽しかった。純粋に作品を創る喜び満載。
なべげんLOVEな毎日。
デスロックとしては初の滞在制作でもあったし、こういう活動が出来るのは本当に幸せ。
だって劇団丸ごと青森に滞在してなべげんと一から作品創れるなんて。

一年前に「LOVE」を上演しているというのも多分でかかったと思う。
まったくもって全力でつくれた。


12月
3~5 「月と牛の耳」富士見公演
この作品を青森と富士見で上演できるのは本当に良かった。
その二カ所以外で今回やらなくてよかったのかもしれない。
ホーム&アウェイ方式、すげー楽しい。自分たちがね。

そのまんまだけど、青森だと、なべげんがデスロックとやってる公演だし、富士見だと、デスロックがなべげんとやってる公演。
でも、そのまんまなんだけど、そのまんまそういう感じ。
これはお互いにかなりエキサイティングだった。

青森と富士見で空間が変わって、あ、この空間得意なんだということも実感した。
富士見のマルチホール、さすがにホーム。
いや、ちょっと前まではこの空間をホームにしなきゃと思っていたんです。

キラリに来てくれる観客層、富士見の人、都内から来る人、それがキラリなんだけども、だからこそ創れる劇空間、というものがある、と思って、次のデスロックはちょっと頑張ると思う。富士見でしか起きない奇跡を。

あと12月は中学生とWSして発表したり、年末は妻の実家へ行ったりなどでした。



といった、一年でした。
ざっと12公演。
5,6,7月は公演が無かったと思うと、8~12月で8公演、夏以降が凄かった一年ですね。
まぁ数じゃないですけども。

いろいろな公演で成果はありましたが、完全新作、というか、完全フルスイングはやはり東京デスロックの新作ですから、夏の野外劇ですね。
まぁ自分のやりたい事最先端をフルスイングというのは。
他の公演どうなんだということはないんですけども、それはそういうものでしょう。

芸術監督一年目、という年でもありました。
でも実際はキラリで活動して3年目と言う方が大きかったかもしれない。
時間をかけるというのは大切だと言う事も実感しました。
ので、じっくりやっていきます。

まぁでも、結婚ですかね、結婚ってやっぱ人生の一大イベントですから、結婚して人生変わらないことはないですからね、こんな自分に人生の伴侶となってくれる人がいるなんて、凄い事です。


今年は多分そんなに沢山作品は創らないと思います。
公演は沢山やりますけども。来年色々考えてるので地味な一年になれば良いかなと。
韓国では釜山とソウルで2作品創ります。
日本ではデスロックで「マクベス」と「再生」ツアー。二騎の会で一作品、キラリで一作品。
地味になりそうで楽しみです。人知れず色々やっておきます。
わざわざ富士見に引っ込んだかいがある感じになってきて、ちょっと楽しみな感じです。


そんなこんなで今年もよろしくお願いします。

2/25~7 「平成二十三年のシェイクスピア」は、キラリンクカンパニーとしての最終公演。
富士見の東京デスロックの集大成、この3年間の活動の結果を出したいと思います。
東京デスロックとキラリ☆ふじみの観客が、どこまで辿り着けるか、奇跡を起こしたいですね。
富士見の人たちと、キラリやデスロックに興味があってわざわざ来てくれる人たちと、でしか創れない瞬間を見たいです。

がんばります、どうぞよろしくお願いします。


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明けましておめでとうございます。

2010年の振り返りもしたいんですが、目下来週に迫った『WALTZ MACBETH』いわき公演の稽古で大忙しです。
年越しは、妻の家族達ととても楽しく過ごしました。
年明けてから作った年賀状も、なかなか良い出来。
年明けてからですいません。

2月にキラリ☆ふじみで上演する『平成二十三年のシェイクスピア』のチケット発売も1/8と明日に迫ってきましたので、ご挨拶代わりに広報用に書いた文章を載せておきます。

皆様今年もよろしくお願いします。



地域のカンパニーとして~『平成二十三年のシェイクスピア』上演に寄せて~

2006年度より東京デスロックは、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみのレジデントカンパニー、キラリンク☆カンパニーとして活動してきました。そして今年度をもって、3年間のキラリンク☆カンパニーとしての活動は一段落、劇場も劇団もまた新たな関係の中で活動していきます。


今回の『平成二十三年のシェイクスピア』は、東京デスロックによる『WALTZ MACBETH』と、いわき総合高校芸術・表現系列(演劇)の高校3年生による卒業公演『平成二十二年のシェイクスピア』の二作品で構成されています。地域のカンパニーとして活動してきた3年間の集大成、と言うと大げさですが、ひとつの締めくくりとなる公演になるでしょう。


地域での活動で感じるのは、まだ演劇に出会っていない人々、特に子供達との関わりは正に未来に直結しているということ。先日も、キラリ☆ふじみの小学生演劇ワークショップに来ていた女の子が、中学生になって演劇部に入り、台本を書いたので添削してほしいと劇場にやってきました。中学生の時に平田オリザ初代芸術監督のワークショップを受けた生徒の一人は、大学でアートマネージメントを学び、東京デスロックの公演も手伝ってくれています。この調子で行けば50年後富士見市はとんでもない事になっているかもしれません。


しかしなぜ我々が地域で、公共劇場で演劇を市民達に提供しているのかと言うと、未来の演劇人を作る為でも演劇大国富士見を目指しているわけでもありません。音楽や絵画を嗜むように、演劇を嗜むことで豊かな人生を送れる人を増やしたいのです。日本の演劇には専門の養成所や大学等演劇を志す人の為の場所も必要ですが、それよりもまずは演劇を身近に嗜める場所が必要なのだと思います。


前置きが長くなりましたが、そして今回『平成二十二年のシェイクスピア』を上演するいわき総合高校ですが、過去にも五反田団の前田司郎氏、あなざーわーくすのわたなべなおこ氏、コンドルズの小林顕作氏など名だたるアーティストが彼らの卒業公演を手がけています。さぞかし演劇専門の高校なのだろうと思われるでしょうが、実は彼らの中で演劇を志す生徒はほとんど居ません。今回一緒に作品を作った7名も、誰一人演劇を続ける生徒はいません。彼らにとって演劇は授業の一つ、だからこそ良いのだと思っています。彼らは高校3年間演劇を嗜み、その後の人生を歩んでいきます。この富士見公演も彼らの初めての旅公演、自分の知らない土地の観客と演劇を通して出会う事が、彼らの今後にとって良い経験になってくれる事を願っています。


作品は、シェイクスピアの顔どころか人間だとすら思ってなかった高校生達による「ロミオとジュリエット」を核に、演劇の権威シェイクスピアと現代の日本で演劇を身近に育った高校生達との温度差をも丸ごと含めた作品になっています。シェイクスピアと彼らの出会いをお楽しみください。何よりも未来へと続く彼らの姿そのものが作品と言えるのかもしれません。初めて彼らに出会った時、僕の夢は公共劇場の芸術監督ですと話しました。そして今、キラリ☆ふじみの芸術監督として彼らを迎えることが、彼らへの最後の授業なのかもしれません。演劇教育の最先端とも言えるいわき総合高校をぜひこの機会にご覧ください。


そして東京デスロックによる『WALTZ MACBETH』。初演は2008年、東京デスロック初の古典作品として上演した作品です。シェイクスピアによる400年前の物語、坪内逍遥による100年前の翻訳、そして現代の俳優と観客、それらを結ぶ「欲望」というテーマを現前させる装置として椅子取りゲームを大胆に取り入れた演出となっています。以来シェイクスピアに限らず多くの古典を扱ってきました。その中で得たものは、今目の前でしか見られない演劇だからこそ、時代を越えた体験が出来るという事。過去と現在を使って、未来を描くものが演劇なのです。『WALTZ MACBETH』は昔話ではありません、初演から3年、再び現代に蘇ります。


今回は、単なる二本立てではなく、高校生による『平成二十二年のシェイクスピア』と東京デスロックによる『WALTZ MACBETH』の二作品によって、シェイクスピアとは、演劇とは、そして演劇という行為の可能性を探る試みです。
我々にとって演劇とは何か、ということを、演劇の代名詞とも言えるシェイクスピア作品によって問いたい。それは、キラリンク☆カンパニーとしての地域での演劇活動の締めくくりとして、我々の果たすべき使命なのだと思っています。


東京デスロック主宰 多田淳之介



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