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4/4
楽日。
プレゼントが決まらず、遅刻。

昼の回の前に、ラストシーンを変更。台詞をいくつか足す。

昼の回。ミスが目立つ。総合プロデューサー観劇。
終演後、アドバイスをもらう。概ね好評。
一安心。

夜の回。最後とあって、楽しく観る。
ミスもあったけど良かったんじゃないかね、

バラシて打上げ。プレゼント交換。
山本君から旅用目覚まし時計をもらう。
かなり嬉しい。
俺は宮森さんに。
日ごろのお礼をかねて大奮発。
座布団と入浴剤と、ゴルチェの財布。
まぁまたその財布にお世話になるんだけどね。
やっぱりこのイベントは何回やっても楽しい。


●「別」解説。

さて、今回の作品ですが、まぁアフタートークも3回もやったので解説はしちゃってるんだけども、一応、恒例なので。
アフタートークでは言わなかった事を中心に。

美術は、TVです。デザイナーには、額縁と、舞台から向こうには春風舎が見えないようにしてくれと依頼。
気付いたらプロセニアムになっていた。天井も付ける予定だったが、額縁で効果が十分なので無しに。
これは正解だった。おかげであの明かりが作れた。

美術、照明は、いつもの鈴木・岩城コンビではなく、20代の若いスタッフだったんだが、それも良かったと思う。
この作品をこのスタッフと作れた事が嬉しい。
スタッフワークのクオリティも高かったと思う。

使用楽曲
オープニング
ハナレグミ「男の子と女の子」

オープニング映像
ゆらゆら帝国「人間やめときな'99」

お別れ会~福井豪雨映像
Bob Dylan「A Hard rain's A-Gonna Fall」

endroll
浜田真理子「ラストダンスは私に」


・なぜ方言なのか。
ストレートな感情表現に興味があるので、方言をモチーフにした。
言葉とコミュニケーションを考えると、やはりまず第一歩は方言だ、と思ったので。

・なぜ意味がわからない方言なのか。
アフタートークでは、申し訳なくてあまり言えなかったんだけども、感情移入して欲しく無いから。
または、疑わしい感情移入をして欲しかったから。

今回は、間違いなく、福井豪雨で両親の実家が潰れ、TVのニュースでそれをぼんやり観ていた自分の体験がモチーフになっています。
ある意味絶望したんですね、自分に。
自分の問題だろうけども、感情移入できなかったわけです。
もちろん悲しかったり、ショックはありましたが、
実際手助けにも行かずに家でTV見てるわけですから。

そんな絶望的なところから出発しています。

おそらく、楽しんでいただいたお客さんは、
コミュニケーションや、だんだん方言を理解できるようになっていく感じや、言葉の意味がわからなくてもなんとなく伝わる空気や田舎の雰囲気を楽しんでくれたと思います。
実際もっとわかる言葉で上演したら、結構良い話です。

もちろん演劇なのでそれが良い事なんですけども、ただ、結局劇中の彼らが本当は何を喋っていたのか、何を考えていたかと言う事は、絶対にわからないという事が重要で、人の気持ちなんてわかりゃしないという絶望が、この作品の本質だと思っています。

これはでも、演劇の在り方としてはありえない事だと思います、観客にわからせないように作ってる訳ですから。
通常は人物の思いや関係を伝えて、感情移入をすることで楽しんでもらうのですが、今回はその逆ですかね。

ので、人物の細かい思いを伝えるとか、そういうことをするのを止めたんですね。まぁでも言葉の問題でほとんど出来ないんですけどね。

その代わり、ストーリーやキャラクターをわかりやすくすることで、バランスは取れたんじゃないかとは思います。
さすがに見せ物なので。

これはアフタートークでも言いましたが、劇中に観客には絶対に解らないやり取りが出てきます。
津久井由布(孫)に霊感があって祖母の霊が常に見えているとか。
台詞が解らないので、解らないシーンは当然解らなくて構わない、というスタンスで観ていただけたとは思いますが、
解らない事で、自分の理解に少しでも疑問を抱いてもらえると
良いなと思ってやってました。

まぁでも実際はそれほど謎は無くて、まぁ普通に興味を持って見て頂ければ8割がたは理解できると思います。
で、それで正解です。
まずは前述したそういった楽しみ方をして頂かないと、最終的な事が伝わらないので。
そこは純粋に楽しんでもらえる様につくりました、楽しんでもらえなかった方も多いですけど。

要するに、この作品は、見てるときは普通に楽しんでもらって、まぁいつかTVで悲しんでる人たちを見た時に疑問を抱いてもらえれば良いんじゃないかと思います。

絶望と言いましたが、その絶望を知ってこそ、色々向き合っていけると思います。そんな思いですね。


で、まぁさすがに今回は色々言われましたね。
何のために作られたものなのかわからないとか、
土曜の午後を返して欲しいとか、
ネットでも色々言われてますね。

今回はかなり観客を篩にかけるような、まぁ不利になるんですけども、そんな感じでしたね。
冒頭でポツドールをやってるのも、まぁポツは自分も作品に参加してるので、ギャグっていっちゃえばギャグなんだけども、そこでポツのパクリかーとなっちゃうと、もうこの作品は観れないでしょう。
はいはい、ポツっぽいことやりたいのねって感じですね。
あんだけ思い切ってパクってるんだからいちいち言わんでも、とも思いますが、まぁいい気になってやってると思えば腹も立つんでしょう。
観やすいようにサービスしたつもりだったんだけどな、どうも伝わらなかったみたいだ。
やる事パクってたらアフタートークに呼ばないですわ。
まぁでもそう思われるんならしょうがない。そうなのかもしれませんね。

あと、言葉の意味が解らないのがダメ、となったら当然地獄の85分ですね。
面白くなかったという人はさすがにそういう人が多かった。
ご期待に添えなくてえなくて申し訳ありませんでしたが、
こういった事情で作った作品ですのでご理解いただければと思います。

まぁ後半は完全にネタバレしてたからな、客席の雰囲気が最初2日間とは全然違った。

質問されれば答えられるんだが、自分で解説するのはなかなか難しいな。

あ、恐らくDYLANファンには結構伝わりやすかったのかも知れないなー。
自分なりの「A Hard Rain's A-Gonna Fall」って事です。
別に雨が降ったからこの曲という訳ではないです。
A-Gonna Fallです。降りそう、です。

質問があれば何なりと。

高野しのぶさんが素晴らしいレビューを書いてくれたのでこちらを見ていただくと色々だいぶ良く解ります。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0404205211.html

やはり何人かには伝わったのかな、という気がして嬉しいですね。
僕が言うのもなんですが、良く1回見ただけでここまで理解できるな、というくらいです。ありがとうございます。
やったかいがありました。

まぁ作品なんて、作家の動機なんて作られた瞬間に意味無くなるもんですから、好きに見ていただいて結構です。
この動機どおりに観る必要はありません。
なんだこれ、つまんねーなー、でいいです。はい。

今回は俳優にも恵まれて、日記を読んでる方は解ると思いますが、えらい難産でしたが、個人的にも欲望に忠実な作品になったと思います。
反省点も色々ありますが、今後とも宜しくお願いします。

さて、次何やろっかなー。







そういう意味の劇だったんですね。『人の気持ちなんて所詮わからないという絶望』ですか。
そういう絶望を感じて劇を創ったJNSKさんの優しさにホッと安心しました。
でも、わからなくてもわかりたい、と思うのが、人なんでしょうね♪
【2006/04/08 22:18】 URL | NO NAME #-[ 編集]















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別  東京デスロック主宰で青年団演出部所属、そして動物電気の役者さんでもある多... しのぶの演劇レビュー【2006/04/06 18:08】

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