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一応タイトルは付いていたんです。
「mother」
まぁでもちょっとイメージが限定されそうなので公表はせず。
公表しないタイトルって何だって感じですけども。

タロウ氏が素敵な感想を書いてくれました。こんな感じでした。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=4270

過去一番観客が少ない作品の解説です。4~50人とか?
まぁどうやって出来たかみたいな感じで。
観た人は楽しめるんじゃないでしょうか。


○ゼミ初日。
とりあえず、僕の作品は現代口語から派生していて、俳優は現代口語の技術がないと出来ないので、とりあえず現代口語、何が無くとも現代口語であります。
最初オリザさんの好きな色WSと活発な趣味WS。コンセンサスを取ることについて話す。

その後、自己紹介WS。
各自の自己紹介をテキストにおこしてもらい、再現。
自分の話し方を意識してもらう。
他の人のテキストもよんでもらい、モノマネする人と自分の話し方で話す人に分ける。

俳優に必要な技術として、自分の話し方を利用する事と、自分ではない人間の話し方をする事、のバランス、と話す。

うち、一人の自己紹介をピックアップし、周りのリアクションも作っていく。
これで、自己紹介という1シーンの演劇のできあがり。
現実→演劇を、順を追って作る。

多田淳之介の歩んできた演劇の道のりを話す。
意外と時間がかかってしまう。


○二日目
演劇について何を自分が考えているかを話す。

オリザさんの恐竜WS。舞台上で俳優がやるべき数々のことについて話す。

ディスカッション。
俳優の仕事とは何か?
何故俳優になりたいのか?
俳優に必要なことは何か?

グループによる会話の再現WS
3,4人組で母親の名前について話してもらい、話した事をテキストに起こし、再現。
他のグループとテキストを交換。
テキストには書かれていない関係を作る。
うち2人が中が悪く、テキストの途中で2人の関係が少し改善する。
というもの。

グループ毎に稽古して、発表。

テキストを作り、他のグループが創作する→作家

テキストを、新たな解釈を展開する。→演出家

演ずる→俳優

演劇に必要な基本的な3つの職種を体感してもらう。
演劇はこういう構成で出来ていると話す。


○三日目
二日目のテキストを使う。
現代口語から状況の演劇へ。
関係の悪い二人の仲直りをより成立させるための手段として、台詞をくずす。
舞台上の状況を成立させるためには?


○四日目
「再生」とガーディアン・ガーデンの映像を見てもらう。

俳優への負荷。
台詞を崩し、昨日まで出来るだけリアルに作ったシーンに、負荷をかける。
とりあえずは「体を動かさない」負荷。
その負荷の中で、いかにリアルに作ったコミュニケーションを維持できるか。
距離を離したり、ゆっくり立ち上がったり、色々やってもらう。

とりあえず俺のWSに来たなら、ということで、笑ってもらう。
とりあえず10分間フリーで爆笑し続けてもらう。
コミュニケーションを取ったり、一人になる人も居たり、じゃれ合ったり、上手くいかなかったり、この様は本当に面白い。
その後、整理してコミュケーションの取る取らない等指示つきで笑ってもらう。
コミュニケーションとはなんぞや?

多分ここらで衣装を喪服にすると言っていた気がする。


○五日目
別テキスト。「ロミオとジュリエット」
モノローグ部分を一人ずつ作ってもらう。
モノローグに含まれるイメージを羅列し、テキストを発する身体を主に考え、創作してもらう。

状況の演劇から状態の演劇へ。

パイプイスの山に埋もれながらジュリエットの台詞を読んだり、ブリッジしながらロミオを読んだり、人の下敷きになったり、掃除機に吸われたり、皆それぞれ面白くやってくれた。

昨日に引き続き笑う身体WS。
コミュニケーションを取りながらボリュームを変えたり、動きを見付けて笑う切っ掛けをつくったり。主にコミュニケーションのWS。

母親の話を皆にしてもらう。
面白い話ばかり。

去年のヤン・アレグレWSをヒントに、木霊を付ける。
その場で話された言葉を周りの人が木霊する。
言葉の選択は自由。色んな人の発した言葉が偶然繋がり、新たにイメージを表出させていく感じです。
身体には動かない負荷をとりあえずかけ。3人で母親の話をしてもらう。残りの9人は木霊。
3人が話した言葉を使って舞台上でコミュニケーションを取る。
テキストの可能性、繋がり、コミュニケーション。


○六日目
発表に向け、テキスト作り。
グループに分け、母親の話をしてもらい、テキストを作成。
二日目に同じ作業をやってるので話は早い。

作ったテキストを使って木霊。
木霊がメインのテキストを邪魔しないように。
説明してもなかなか難しいんだけどね。
あくまでメインのテキストを広げるためのモノであって、木霊が目立とうとか、策を練るとまず上手くいかない。
舞台上で何を優先させるか、というところか。


○七日目
昨日皆に作ってもらったテキストを構成し直して、ちょっと手を加える。
今回のテキスト完成。これを残り二日で作品として完成させる。

作品のテーマを説明。
母親、誕生、死のイメージ。

結果としてルールはこうなりました。

「胎児期」
胎児。人生への希望。笑い声のみでコミュニケーションを取る。

「誕生」
舞台上で語られたテキストから一言選び発する。誕生。
身体は、両足以外の部分もどこか地に付ける。
体の高低差を付けるためだけど、両足で自立していない、というモチーフ。高低差が付いていれば良いだけなんだけどもね。


「成長期」
テキストを木霊する。言葉を覚える。
身体も徐々に起き上がる。
テキストが終っても木霊は続き、言葉を覚えていく。

 
「成人」
身体には最も負荷をかけ、言葉を覚えた人々が次のテキストの会話。


「親」
身体は直立。
テキスト中のコミュニケーションは笑い。
テキスト間は木霊。成長期にある人々に向けて言葉を教える。


「母の死」
使用したテキストからどんどん言葉を木霊させてお互いにコミュニケーションをとる。
失敗も成功も含めてコミュニケーション。
コミュニケーションとディスコミュニケーション。
コミュニケーションによる笑い。


という感じの段階を、四グループが順に進んでいく。

個々の誕生のタイミングなどを決める。


○最終日
細かくルールを決めていく。
ここで間を作って、ここでは笑いを起こして、ここの木霊を回す時間を長く、等々。
で、稽古。こういうのは稽古の回数が勝負というところもある。
起き上がり方なども微調整。

あとは、いかに全員でコミュニケーションをとって共通の目標に近づけるか。


○発表前
一時間稽古できるので、最初と最後を決める。
こういう団体戦は、最初は重要。
ガーディアンと同じ作戦だが、明転して、ただ人が居る、というのは完全に俺好み。格好良いなー。喪服最高。
微調整をして通して、ゲネ、本番。

とまぁこんな感じで作りました。
発表の稽古はまぁ二、三日かな。八時間くらい?
ゼミ自体も一日三時間しかないのでカツカツではありましたけども、地味に現代口語から始めて正解だった。
テキストを使ってコミュニケーションをとる、という構造は同じ。
これはどの演劇でも共通している、はず。
さすがに初日からいきなりあんな事やらされたらわけわかんなすぎるだろう。

今回は、皆が話してくれた母親のおもしろ話をテキストに、そこからいかにイメージを膨らませられるか、という事でした。
喪服で母親の話をするだけで、既に色々想像は膨らむ。
テキストの扱い方としては結構手応えがあったなぁ。
まぁでも元ネタがあるので、もうちょっと発展させていきたい。
そんなこと言ったら元々はオリザさんだけども。

最後笑ったのは、相変わらず僕は疲れと笑いに魅せられてしまっているので、僕にとって笑いは=幸せ=生です。
疲れても笑う、疲れてるけど笑う、笑えないけど笑う身体にもの凄い魅力を感じてしまうんですね。

木霊は、言葉のチョイスやタイミングは俳優にほとんど任せている。
ただこういう状況にしたいとかガイドは付いてはいる、まぁでも任せている。
稽古していくうちに決めるモノではなく決まるモノですね、こういう事は。
なので、偶然性に頼ってはいるんだけども、実はそこまで偶然性のモノではなかったりする。
稽古でもそこまで違ったモノになることもなかったし、テキストから選んでいる言葉なので、そしてその言葉は母親の話に使われた言葉だという事を全員が知っているからだろう。
この手法は、おそらく世の中の全ての文字情報をテキストとして使用できるんでは無かろうか。
とか考えるとワクワクするね。

そんな感じでしたunlock#2.5「mother」
オープニング曲はking crimson「sex sleep eat drink dream」
unlock#1と同じです。unlockシリーズのテーマ曲。





「クワイエットルーム」の有様ですな、門外漢には。
【2007/08/28 21:11】 URL | 鈴木松夫 #-[ 編集]















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とてもコンパクトで軽い、それにピント合わせも操作性が良く気に入りました。色合いも良いので使用している姿も、双眼鏡を構えてという感じではなくスマートに見えるのでは?イベント  ホール2階席後方からでもアイドルの表情がバッチリ見られます。小さくて軽い 演劇の極意【2007/09/05 11:04】

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