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HPにも掲載しましたが、一応こちらにも。
とりあえず、自分の信じている、信じていきたいようにやってみます。
よろしくお願いします。



東京デスロックは、2008年より埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみのレジデントカンパニー「キラリンク☆カンパニー」として活動をして参りましたが、2010年度をもって、予定の3年間の活動期間が終了します。
2009年より東京公演を休止し、富士見市を拠点に地域に密着した活動を続けてきました。そして同時に志を同じくする他地域で、地域を拠点に活動する劇団、劇場との交流も積極的に行ってきました。
この3年間の活動を振り返り、そして今後何をすべきかという事を今は考えています。


埼玉に拠点を移した時に周囲からは色々な反応がありました。観に行きたいけど遠いからなかなか観に行けなくなる、という事も言われました。実際、富士見公演の動員数は東京公演の半分になりました。しかし、我々は今なお劇団活動を続ける事ができています。それは公共劇場を拠点にしているから、という事ではありません。地域を拠点とした事で、東京で活動していた時には無かった、他の地域との繋がりが生まれたのです。


2009年度には「LOVE」という作品を東京以外の国内6カ所(富士見、相模原、青森、神戸、鳥取、横浜)で上演することもできました。もちろんツアーの観客動員の総数は、東京公演の比ではありません。これは東京公演を休止した当初は全く予想していない事でした。しかし我々は、結果的に東京公演を休止し地方を拠点にすることで、東京での活動よりも多くの観客と出会うことができたのです。そして地域を考えて活動する演劇人との出会いから、多くの事を学ばせてもらいました。


この3年間は、当然富士見市の事を考えてきました。他地域や海外で公演する事も、富士見ブランドを広めることの一環でもありました。僕自身も2010年度よりキラリ☆ふじみの芸術監督に就任し、今後も個人的には富士見市が活動の拠点になります。もちろん芸術監督の主宰する劇団ですから、今後も東京デスロックとキラリ☆ふじみの関係は続きます。
しかし今後の関係は、これまでのような劇団拠点として、劇団活動の主軸となるものではなくなるでしょう。
そうでなければ、その先に進まなければ、この3年間は何だったのか。


あっさり東京に拠点を戻せば良いのかもしれませんが、意地を張っている訳でもなく、なぜかまだそういう気分にはならないのです。新たな拠点を探す事も考えられますが、それは可能か不可能かではなく、富士見市で芸術監督をやるからには、すべきではないと思っています。


さぁ困りました。拠点を失い、他の地域に拠点を移すこともできません。
しかし、富士見市に居ながら新たな拠点を見つける方法が一つだけありました。


それは、拠点を「日本」にすることです。


さすがにバカバカしいと思われるでしょう、でも、我々は本気です。
富士見市の事を考えてきたように、日本の事を考えていきたいのです。
それは、もちろん自分たちだけで何かを成し得たいという事ではありません。
各地域で活動する、劇場、劇団と一緒に、考えていきたいのです。


公演やワークショップで色々な地域へ赴き考えた事は、日本の演劇とは、東京の演劇ではなく、様々な地域の演劇活動、その全てのことだということです。


少し前までは、他地域でのワークショップや創作をしながら、よそ者の自分がなぜ?現地の演劇人がやればいいのでは?という疑問を抱いていました。しかしある時から、僕がその地域の人々と関わった事もその地域の歴史の一つだと思うようになりました。そして今は、埼玉の演出家が九州でワークショップをしたり、関西で作品を作る事は、地域間交流というよりも日本の演劇の一端に参加していると考えています。


東京デスロックは、2011年度より、拠点を「埼玉県富士見市」から「日本」に拡大します。


差し当たっては、2006年に初演した「再生」という作品を再構成し、できるだけ多くの地域で上演したいと考えています。「再生」は、東京デスロックのエポックメイキングともなった作品で、演劇の可能性を提示する力を持った作品です。演劇が、私たちが生きている事を考え、そして生きて行くための力となりうる事を感じてもらえる作品にしたいと考えています。単なる関東の劇団の地方公演ではなく、その地域の劇場、劇団と共に考え、公演を作っていきたいと思っています。


ワークショップ、プレ公演、お祭りにも出向きますし、必要なければ公演だけでも良いですし、すぐに公演ではなく、ワークショップだけから始めるというのも良いと思います。今回が何かの切っ掛けにできればと思っています。


今後、各地域の方々とお会いして話をしていきたいと思っています。
公演、ワークショップ、お茶話、などなど、ご興味持って頂けるかたいらっしゃれば、お気軽にご連絡ください。


富士見市に拠点を移す時も、正直不安だらけでした。
今回ももちろん不安です。その地域に住んでいない人間に何ができるのかと言われるかもしれません。
しかし地域の可能性ついてはこの数年で確信に近いものを感じています。
全国に居る、地域の為に全力を尽くしている方々と共に、我々も全力を尽くします。


演劇で幸せになることができる人がまだまだいるのなら、そういう人を一人でも増やしたい。
演劇にできる事はまだまだあります。演劇を身近に、そして演劇と共にさらに遠くへ。
未来へ向かって、演劇LOVE。



2010年9月 
東京デスロック主宰 多田淳之介




東京デスロック LOVE TPAM ver. (2010)



東京デスロック 再生 10min ver. (2006)







>Hoshiさん

ありがとうございます。
かなり、励みになります。
どうぞ期待していてください。

がんばります。がんばります。
【2010/10/04 03:00】 URL | 多田淳之介 #-[ 編集]

大阪在住のhoshiです。神戸公演「no w here」観させて頂きました。全身に気合いを入れて観ていたのか、終わったらクタクタでした(笑)。とても面白かったです。

私はずっと演劇と無縁でしたが、多田さんの作品を通じて、「自分の感じ方でOK・・持ち帰りは自由・・芸術を介して自分と向き合う・・」ということを知りました。自分の感じたことを大切にすることで、初めて自分自身を肯定できた気がしました。
そして最近は、このことは芸術鑑賞に限らず、生きることそのものに通じる・・と実感しています。
偶然観た作品に、このようなことを気づかせて貰い、私は本当に幸運です。
大げさなようですが、人生観が変わりました。

東京、地方に関わらず、私たちの人生は苦しくて孤独ですが、芸術との出会いが力を貸してくれると信じています。ただ、周りを見ていて、芸術とそれを本当に必要とする人が、うまく出会えていないように感じることがあります。

今後、多田さんと東京デスロックの創作活動によって、何かから解放されたり、自分を肯定できるようになる人が、全国(世界?)のあちこちで増えることを心から願っています。
芸術とそれを提供する方々の担う役割は大きいです。

私も(個人の意識レベルにすぎませんが)いち観客として、受け取ったものをしっかり活かすよう考えていきます。提供する側と受け取る側、双方の「変わる覚悟」によって、何かが始まるように感じているので・・。

目下の楽しみは12月のキラリ☆富士見での観劇です。「再生」も楽しみです。
近い将来に「楽しみ」があるということはとても幸せです~。
【2010/09/25 14:04】 URL | hoshi #-[ 編集]















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